電気羊

ボディ・ハントの電気羊のレビュー・感想・評価

ボディ・ハント(2012年製作の映画)
3.6
格安事故物件の近くに引っ越してきたシングルマザーと本作の主人公となるその娘のJKジェニファー・ローレンス。

その事故物件とは、娘キャリー・アンが発狂して両親を惨殺したものだった。だが、その事故物件には、娘の兄が一人で住んでいたのだった。

それから、JKが誘拐される謎の連続事件が発生する。

やがて明かされる真相。それは事故物件の兄が妹キャリー・アンの代わりとなるJKを誘拐し、自宅に監禁していたのだった。

そして兄の魔の手がジェニファーに迫る。

ジェニファーは兄を撃退し、事なきを得たのだが、最後のドンデン返しが。

実はキャリー・アンという妹は存在していなかった。
それは惨殺された両親が一人息子を無理やり娘のキャリー・アンとして育てたために、男でありながら女の子として生きることを強要されたことにより心がねじ曲がり、両親を殺害するまでに至ったのだ。

一人息子は、存在しない妹キャリー・アンを仕立て上げることで、自分が兄として存在するアイデンティティのために同年代のJKを誘拐していたことが判明する。

まあね。どんなに良いことでも他人に強制させることは出来ないんだよね。
電気羊

電気羊