このレビューはネタバレを含みます
初ホン・サンス作品。
分からんかった〜深いしそれっぽいんだけど理解できてる気がしない。
映画監督としてのジング、大学生時代にオッキにアタックするジング、ジングと教授とオッキの三角関係、そしてオッキサイドで明かされる3人の関係性の4部作。
1部が現実ではなくジングの作品であるというレビューを観て、全くそんなこと気づけなかったのでホン・サンス監督を楽しむ領域まで達してないなあと痛感。
独特なカメラワークにあまりにも違和感を抱いて思わず調べてしまったけど、監督のインタビュー曰くこれは"経済的な理由"らしくてメモ代わりに引用しておきます。
「私の映画でズームを多く使うのも、やはりその経済的な理由ということです。私の映画は長回しが多いので長回しの中でズームをすると、監督はリズムを作れる。ロングテイクの中でズームすることによってリズム、ペースが作れる。だからそのリズムとペースがひとつ。もうひとつは経済的な理由と言いましたが、ディテールを撮りたい時にズームする。そういう理由でロングテイクの中でズームを多用しているのです。」
20198