真世紀

ウーマン・イン・ブラック 亡霊の館の真世紀のレビュー・感想・評価

3.4
ダニエル・ラドクリフ演じる弁護士アーサーは妻が出産時に死亡後、忘れ形見の幼い息子を抱えて鳴かず飛ばず。事務所のボスから最後通牒と共に命じられたのは田舎町の屋敷で女主人の遺書を探し出せとのミッション。満潮時には道も沈むような場所、かつ村人からはなぜか白い目で見られる。館にたどり着いたアーサーだが、村の子供の相次ぐ変死、そして屋敷の周囲、黒衣の女の出没に出くわす羽目に。

時代設定も機関車、電報は有ったりするけど19世紀末ぐらいか、古風な幽霊もの、揺れる安楽椅子など幽霊出現の描写も趣は感じるけど、やや、物足りなくないでもない。書類探しや村の皆さんの証言で浮かび上がる屋敷の一家を巡る因縁、そして、黒衣の女の目撃がもたらす事態を知ったアーサーは。

ダニエル、泥まみれになったり、それなりに熱演してるけど、やっぱ、ついつい、「幽霊ごとき魔法でびしっとやっちまえよ、ハリー」とついつい思っちゃうのが難ではあるよ。
真世紀

真世紀