妄想男の妄想恋愛成就モノとして観た。主演のポール・ダノはまさにハマり役! ゾーイ・カザンも可愛い。
監督は『リトル・ミス・サンシャイン』の人。やはり本作もちょっと捻くれてて人懐っこいラブロマンスの秀作となっており、「こんな女の子いたらなぁ〜」というオタク男子の夢が唐突に叶う話だった。エリオット・グールドも久々に見た。
アイデアが誠に秀逸である。少年ジャンプなんかに載ってるティーン向けのラブコメ漫画を思い出す出来。若干、ラフなウディ・アレン作品のような雰囲気も。
脚本が主演のゾーイ・カザン自ら書いているところが凄い。ポール・ダノは『ゼア・ウィル・ビー・ブラッド』の時から注目してる俳優だけど、アメリカの草食系男子を演じさせるとジョセフ・ゴードン=レヴィットなんかよりも遥かに上手い。『(500)日のサマー』の数倍は面白い。
若い人向けで映像もカラフルで楽しいから、気楽に鑑賞できるラブコメとなった。自由恋愛万歳!🙌