純粋な依存って怖いと感じた物語
大ヒットの小説を書いた後に、物語が書けなくなった小説家。小説に理想の恋愛像を書いていたある日、小説の中の彼女が現実に。
前半ピュアからの後半サイコ。前半からのキャップがすご過ぎて、より衝撃を受けた。相手を所有する気持ちゆえに怖過ぎた。
恋愛物語なんやけど、ホラーにも見えてくる奇妙な映画。
一方的な理想を実現することは、幸せな姿に見えそうで実は違うのかもしれない。
実際はある程度の不満などや失敗があってこそ、魅力的でより良い関係になるのかもしれない。
実はヒロインのゾーイ・カザンが脚本・製作総指揮を務めているという。後半の演技は圧巻。しかも、現実世界でもカップルらしい。現実も映画もカップルって凄いわ。
知ると見方変わり、また見たくなる映画