難しい事考えずに、ポップでキュートなラブコメを観たいと思ってポスタービジュアルをあてにして鑑賞したら、予想以上に重深いツールで男女の難しさを表現した作品だった。
人気若手作家カルバン。恋愛下手な彼の恋と成長の物語。
スランプに陥っていた彼が書き起こした「理想の女の子」が、突如目の前に出現。天真爛漫で魅力的な彼女に夢中になっていると、彼はどうしても思い通りにできない困難に直面する。
他人同士が一緒に時間を過ごす上で避けようがない現実に目を向け、「夫婦と言えどもこれだけは忘れる事なかれ」というような大事な事を再認識させてくれる映画かな。
ラストの狂気じみたシーンは、ポール・ダノの顔がマジすぎてヒロイン死ぬのかと思いました。笑。
主演のポール・ダノとヒロインのゾーイ・カザンは実際にも夫婦。
結婚したばかりのカップルにオススメしたいファンタジーラブストーリーです。
しかし。羨ましいほどの実家と豪邸を持つ主人公。
本人は恋愛下手だろうけど、引く手数多だろうなぁーと、最後まで指を咥えて観てました。
