dai56

レ・ミゼラブルのdai56のレビュー・感想・評価

レ・ミゼラブル(2012年製作の映画)
4.0
(オススメの心境)
重めのミュージカルを見たい時
失恋した時
昔のフランスの街並みを見たい時

(映画の概要)
パン1つを娘のために盗んだ事で約20年間投獄生活を送ったジャンバルジャンの物語。
仮釈放後も囚人の身分証明書が足を引っ張り、働き口がなく死にかける。しかし、教会で優しさに触れたことにより、彼の人生は大きく変わる。
人に尽くすことを覚え、様々な人に優しく接し、コゼットという娘同然の人にも出会うことになる。
とはいえ彼は元囚人、彼を追い続けるジャベールとのイタチごっこもあり、人生は波乱万丈の極み。
フランスの歴史の一部を激動の劇として切り取った、ヒューマンヒストリーミュージカル映画。

(映画への率直な感想)
名作だけあって、話の構成はとても綺麗でした。登場人物は若干多めですが、全ての人の結末が用意されているため、すんなりストーリーが入ってきますし、全体的に3部構成になっているところも非常に見やすかったです。
ただ、ほぼ全てのセリフが歌になっているので、ミュージカルが苦手な方はかなりキツいかもなと思いました。

(映画からの学び)
仕事的に正しい行いが、道徳的に正しいとは限らないということを学びました。当たり前のことかもしれませんが、それが警察にまで及んでいるという点が面白いなぁと思ってみていました。
様々な価値観、宗教観を持っている人がいるので今後もっと加速する動きだろうなと感じました。
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