ユウジ

ジョーカーゲームのユウジのレビュー・感想・評価

ジョーカーゲーム(2012年製作の映画)
1.5
濃厚な映画を見たので、口直しとして視聴。
小池唯さんが好きなのでなんとか見れた感。
横浜流星さんがいてびっくり。
こんな時代もあったんやね〜
まあみんな演技が過剰だったりごちゃごちゃうるさかったりでTHE B級感否めないけど。
無駄なセリフが多いのも要因。

古舘寛治さんの演技の上手さが際立っていた。こんな作品に出るんだって素直に驚いた。他の作品で良く見てましたが、生々しい演技をする方だなと改めて思いました。

命を賭けて勝負するよくある設定だが、ゲームが行われる理由付けは斬新で良かった。
だが台本がガバ過ぎて笑っちゃうレベル。
ババヌキごときで社会を生き抜く能力の何をどう見抜けるのかが疑問。
ってかゲームとして破綻してた。
OKなルールとして手札開示があったが、それが出来てしまえば初手にジョーカーが来た人を確定で敗北にできるので、ババヌキをする必要性がまったくない。
その上、脅しや暴力が許されてたので戦略なんて微塵もなく、被験者の何の能力を見定めたいのかマジでわからん。
ってか命亡くしてないやん。

クラスおよそ30人いるにも関わらず、脱落が日1人という非効率ゲームの対策なのか契約ルールが設定されていたが、逆手に取るなど上手く利用する訳でもなくただ人数減らしとしてしか消化されてなかったのが残念だった。

主人公が掴み所なく影が薄すぎた。劇中でも「空気読んでるふりして結局自分のことしか考えてない」って言われるほど。それを言われたからといって変わった訳でもない。
マジで主人公?って思うほど出番少ない。
サブヒロインのクールな子の方がキャラ性や設定が色濃く表現されて、且つ次回作にも出演してるんだからマジで売り方間違えたんちゃうか。
ただ姉の復讐としてなんかごちゃごちゃ言ってたけど、やる相手間違ってるからただ嫌がらせしてるだけで理解不能。復讐の矛先がゲームなら運営につっかかれば良い。急に手のひら返さらても…自分がやってた事が無駄だとすぐ突きつけられたのは面白かったけども。

スコアの高さは古舘寛治さんの演技力と小池唯さんが可愛かったからです。
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