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the Future ザ・フューチャーのとのネタバレレビュー・内容・結末

the Future ザ・フューチャー(2011年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

こういう作品は女性映画と呼ぶのだと思っているのだが、合ってるだろうか。
ガーリーと呼ぶにはあまりにも登場人物を俯瞰していて、でも彼女たちの未熟な精神性を見事に描き出しているので成熟した色気の無いまさにガーリーな作品にも感じて、ジャンルの捉え方に悩む。
ミランダジュライのコンテンポラリー、としか言いようがないのかも。

とにかく私にはこういうものを可愛いと思う感性が無いので、気持ちが昂る事は無かった。
乾いた可愛さ、と感じた。
でも、恐らくそれが良いんだろうな、と感じさせられる強いオーラは感じた。
淡々とした中にも印象的なカットがいくつもあって、悪い言葉でしか言えないが、見知らぬ大人の女性のぶりっ子を見せつけられた衝撃でトラウマになった感覚だ。
見知らぬ女性からのぶりっ子を受ける経験など普通の人生ではなかなかできない。
一生忘れられない興味深さと、少しの恐ろしさと、色々な衝撃を味わえる作品だった。
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