まず言えるのは映像の美しさ。それは作られたものもは言え、ここまで進歩したのかと思うほど美しい。食人島のシーン、海のプランクトンやクラゲたちの輝くシーンは息を飲む美しさだ。
副題にある通りにどうやって生き抜いたのかをただ観ても楽しめるのだが映画通しての神や宗教に対する考え方や捉え方と照らし合わせてみるとさらに楽しめると思う。隠喩というか伏線なのか、それを注意して再び観てみるとまた違う見方で楽しめる。
兎にも角にも私は神の存在や宗教の在り方について深く考えるきっかけにもなったのでアン・リー監督が望む形になったのではないかと思う。