監督が1の時から交代して「アドレナリン」シリーズのコンビになった。
1は見ているハズなのに全く内容は覚えていない。
しかし、前作はもっとアクションシーンで動いていた気がするが、今回は石像のようにその場から動かないシーンが多過ぎる。
ニコラス・ケイジはノリノリで変身しているのに、肝心のゴーストライダーはなんだかローテンションでこんなに無口だったか、というほどに全然喋らない。
必殺技「贖罪の眼」は相手に自分の眼を見つめさせるだけという地味な技だが、前回は相手の眼に過去の色々な罪を映し出すという手法でなんとか必殺技らしくなっていたのにそれすらも無し。
たぶん一番盛り上がるシーンである採掘場でのアクションも、世界一の重機「バケットホイールエクスカベーター」を使ったやつが撮りたいんだろうな、というインパクトだけのものだったし。
それに比べるとラスボスの二人との決着がどうも地味すぎる。
車の荷台の上で戦ってそのまま転がっていっちゃうし。
いろんな所で残念さを感じる続編だった。
もう次は無いかな。
神父役が「パシフィック・リム」の司令官、イドリス・エルバだった。
ただそれだけだが。
