雲野まり子

マーサ、あるいはマーシー・メイの雲野まり子のレビュー・感想・評価

4.0
●カルトグループから逃げてきた女性のPTSDと洗脳から抜け出すことの困難さを描いた良くできた映画だと思いました
●現在と過去が交錯する構造が、混乱したマーサの視点を追体験するかのようで興味深かったです
●すべてがきっかり説明される訳じゃなく、想像にお任せします的な演出方法なのが余計に不気味でそら恐ろしい
●終わり方もいろんな想像ができて、余韻が残りました。きっと彼女の回復には長い時間がかかるんだろうけど、無事に日常を取り戻してどうにか幸せになってほしいなぁと願わずにいられない
雲野まり子

雲野まり子