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マーサ、あるいはマーシー・メイのMOVIEMANのレビュー・感想・評価

3.2
ちょっとおふざけレビューなのですが、
エリザベスオルセンさんのおっぱいが観たくてレンタルしました

しかし、単におっぱいのみを拝んで鑑賞を終了し、TUTAYAの返却ボックスにDVDを入れ、さも何も無かったかのように店を出る…
そんなふざけたマネは僕には出来ませんでした

これも映画という立派な芸術品なのだから…

きっとDVDも観てくれてありがとうと言っています

それはさて置き、
「マーサ、あるいはマーシー・メイ」
この作品は僕の変態思考もブっ飛ぶ程にシリアスな展開が繰り広げられた映画

タイトルを見ただけでは意味がよく分かりません
これは主人公のマーサを取り巻く2つの環境を表しています
血の繋がりのある姉とその夫からはマーサと呼ばれ、もう一方のコミューンの人々からはマーシー・メイと呼ばれています

その2つの環境は劇中でシーンとして交互に展開され、時間軸の整理が追い付かなくなることがあります
「これはいつの話だろう?」と思う場面もしばしば
恐らく、コミューンでの忌まわしい記憶が彼女の中でフラッシュバックとして蘇ったシーンなのでしょう

時間軸の整理に苦しむシーンは彼女の心情の狂いを表していると思われます

下手な説明を長々としてしまいましたが、総括して言うと
狂気的なカルト教団のコミューンから逃げ出した女性が血縁のある唯一の姉のもとで平穏に暮らすことを試みるも、コミューンでの、マインドコントロールされた記憶が度々蘇り、普通の生活もままならなくなるという物語です

このシーンはフラッシュバックなのだと考えると話の筋が通り、理解し易くなるかもしれません

のっけからおっぱいの話をしたこと、お許しください。
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