主演エリザベス・オルセン。
彼女がもう本当に魅力的。
グラマーなボディーラインもガードがゆるゆるな谷間もたまらない。
が、それ以上に表情が凄い。
施設で暮らしていた頃と、現在の様子が交互に映し出されるけども、その度に微妙に表情が変化していくのがおもしろい。
今いる所が教団の施設か姉の家か、段々わからなくなって目が虚ろになっていくし。
集団心理の恐ろしさを描いているけども、集められている女性なんかは皆行くあてのない独り身な人ばかりで、そういった人たちにとっては一概に全てが悪とは思えないんだけど。
流石に集団強盗、殺人までは擁護できないが、少なくともその人たちには救いになっているのだから完全否定するのは難しいよね。
自分たち独自の儀式や習慣を作ったりして、徐々に日常生活から乖離していくが、主人公はそれに気づかずに姉の家でも同じ振る舞いをしてしまったり。
一度染まってしまったら、他人の手によって変えるなんていう事はほぼ無理なんじゃなかろうか。
それこそ教祖にでも破門されない限りは。
