再鑑賞
建物に家具、食器や細かい備品に至る迄、
色彩統一とインテリアのセンスがおしゃれで好き
絵本のようなアートの世界感が好き
初回
まるで演劇を観ているかのような、気持ち悪いくらいに徹底したシンメトリーな構図
役者の無駄の無い動きと台詞
歩く歩数でさえ徹底して計算されているのかな笑
これがウェス・アンダーソンの美学!!!
なんてイケてる映画なんだ
大人には出来ない、大人に成ろうとする子供だからこそ生み出せる混じり気の無い直球ストレートな愛情表現
羨ましいくらい素直で純粋無垢なスージーとサムにとても癒されるし、彼等を応援したくなりました。綾波レイかよってくらい無表情な2人なのに、お互い愛している気持ちが凄い伝わるのも不思議です。
そして、少しグロテスクで少しエッチな描写が思春期な男女のリアルを表現しているのかなと感じました。
個人的にサムの脱走が「ショーシャンクの空に」の手法で笑った
ジム・ジャームッシュ監督作品。アダム・ドライバー主演の「パターソン」という映画にスージー&サムのカップルがバスの乗客として出演しています。彼らの成長した姿と、知識の偏った相変わらずな2人の会話をニヤニヤしながら聞いてみて下さい。とても癒されます
乃木坂46の「口ほどにもないKISS」のMVが本作品のオマージュになっているので、気になる人はそちらもどうぞ