クリープ

ムーンライズ・キングダムのクリープのレビュー・感想・評価

ムーンライズ・キングダム(2012年製作の映画)
2.9
アメリカ映画らしくない、アメリカ映画。「小さな恋のメロディ」をブラックユーモアと、大人への風刺でお洒落に仕上げた駆け落ちもの☕
●シルバニアハウスのような子供部屋から始まり、舞台劇のような製図で引いたカメラワーク。なにか直線的で 登場人物も丸味がない☕
映像はオシャレで可愛いのに、酸味が効いて 職人技が目立つため、高値の輸入絵本を開いてるノリ✨
●駆け落ちをロマンチックにせず、過酷なエピソードを軽いノリでスマートにこなせる高スキルな主人公たち🍷
好きな女の子に
「スージー 家から365メートル歩くと 名もない小道に出る」
「右に進んで 終わりまで 草原で会おう」
―――――――――――作戦指示書のような・・
●ネタバレ たいしたネタでもないけど(笑)
警部補の家で食事のシーン―――
「両親のこと 気の毒に 社交辞令だよ」
ボーイスカウトのリーダー(元主人公の敵)――――
「この隊は サムにつらく当たった 僕らは全員クズだ!」
「なぜ 嫌った 心を病んでたからだ」
――――意外というより 逆にリアルを感じてしまった。
(落ちて景色が変わると・・・味方が出てくるもんだ☕)
倦怠感の旦那―ベッドで横になりながら――――
「僕は 屋根が飛んで 空へ吸われたいよ」
―――――ラストで そうなると100%おもったぞ(笑)
●まとめ
映像 台詞が人工的 博物館を歩いている気分✨
何倍もお金と時間を使い、ディティールの完璧なこだわりはダヴィンチやキューブリックぽい🍷それに対して、スピルバーグの「激突」は事情もあって 制作日数13日。
そっちの方が 面白い☘️ 完璧ねらうと こーなる見本♪
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