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ラストスタンドのsatchanのネタバレレビュー・内容・結末

ラストスタンド(2013年製作の映画)
4.5

このレビューはネタバレを含みます

シュワちゃん節が最高な映画。あ~楽しかった。

シュワちゃんと共に戦うロドリゴ・サントロという俳優さんは、『チェ 28歳の革命・39歳 別れの手紙』のカストロ役や、『恋愛だけじゃダメかしら?』でアレックス役だった人でした。それにしても、美女が3人というのは、いくら何でも、多すぎますね。サラという副保安官役に『マイティソー』のジェイミー・アレクサンダー、ダイナーの店員クリスティ役で牛乳を買いに行ったのはクリスティアーナ・ルーカス、女性FBI捜査官は『ハリケーンアワー』のジェネシス・ロドリゲス。ZR1コルベットなるデモカーを乗り回すラスベガスの麻薬王コルテス役はエドゥアルド・ノリエガという俳優さん。『美女と野獣』や『バンテージ・ポイント』に出ていた模様。これでも、もうテンコ盛りなのですが、悪役として、ピーター・ストーメアがイイ感じで登場します。FBI捜査官にフォレスト・ウィテカーも。とにかく、安心のキャストでドンちゃん騒ぎしてるみたいな映画です。まとまりも良い。

舞台になっているのはアリゾナ州のソマートンという町で、シュワちゃんはロス市警をやめて、田舎へ引っ込んだ郡保安官レイの役です。FBIからの電話を切ったりしてしまいます。「よそもんの指図は受けん!」「いも保安官が!」とか言うセリフがステキです。そんな田舎のレストランなので、爺さんたちは70歳越えで、身に危険が迫っているというのに、命よりもBLTを優先。動じない爺さんが格好良く、ウケます。シュワちゃんが、ランチャー(?)を撃ちまくった後、「ソマートンへようこそ」と言ったり、おばあちゃんには礼儀正しく「恩にきます」と言ったり、セリフがいちいち楽しい。BB弾って、アメリカにもあるのかな?コルテスに「おたくはとっくに終わってるが、俺の人生はこれからだ」と言われても、「まだ終わってないぞ!」と返すあたり、笑いが止まりませんでした。楽しい時間をありがとう。
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