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EVA エヴァのonotoramanのネタバレレビュー・内容・結末

EVA エヴァ(2011年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

・全部美しい。色も、所作も、人も。ヨーロッパ映画すごい
・特に人工知能をプログラミングするシーンが素晴らしかった。あんな美しいインターフェース見たことない。マイノリティリポートのインターフェースとかハリウッドはカッコいい未来をつくるけど、こっちは美しい未来なんだな。
・さらに、記憶がリセットされるときあのきれいなインターフェースが崩壊していくシーンもまた見事。美しいからこそ、壊れることで喪失感が増す。
・エバちゃんがかわいい。存在感もあるしキャラクターも好きだった。多分監督は変態だ。
・ただ、話の筋が微妙。研究に没頭することで恋人を失った男が、最終的にもっと失うことになっちゃダメなんじゃ…。人生はそんなものなのか。個人的な希望としては、主人公はエバとの出会いと別れを通して何かを得て欲しかった。そこがLEONとの違いか。
・ネコロボットがいい。かわいいし、いるだけで近未来ってわかる。この映画はホント近未来なのにヨーロッパの古い町並みとか映しすぎだから。
・マックスのキャラもいい。うざい家政婦アンドロイドってすごい。オフモードにされて静かになると少し寂しいっていう笑
・ラストシーンもすごいいい。これこそが主人公の手にできたかもしれないもう一つの未来なんだなー。でもそれならヒロイン殺すことはないのに…。
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