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カリフォルニア・ドールズのadeamのレビュー・感想・評価

カリフォルニア・ドールズ(1981年製作の映画)
2.5
女子プロレスの世界で成り上がることを夢見る女性レスラーコンビとマネージャーの奮闘を描いたロバート・アルドリッチの遺作。
これと言って大きな困難がある訳でもなく、ほどほどのドラマを展開しながら割とトントン拍子で進むので、物語としての奥行きはないですし、逆境を跳ねのけるカタルシスにも欠けていた気はします。
それでもここまで単純化された勧善懲悪はなかなかお目にかかれるものではなく、その素直さは愛されるのも納得でした。
試合のシーンはそもそもプロレス自体がショーアップされているものなので相性が良く、お約束通りの結末でも嫌味がなくて良かったです。
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