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ふがいない僕は空を見たの000のレビュー・感想・評価

ふがいない僕は空を見た(2012年製作の映画)
4.1
「青春の面影の影の部分が照らされた時」
青春を謳歌するキラキラした映画は
気兼ねなく観れて素敵。
でもその映画達にも影の面があるのなら…

人、社会、恋愛、教師の安っぽい言葉、
全てがクールに感じ、取り巻く環境も
自分の気持ちも白黒付けがたい世界。
そんな社会で生まれた主役の青年は、
大人の欲をコントロールできず…
このコントロールできない冒頭1時間程の
題材からドラマが連鎖する訳で……
そう…
ここは…日本か…と思わされ…

ただ、主役の同級生の男女2人が
早朝の校庭である事を行う場面が…
朝日に照らされ、
キラキラしている。
このシーンが作られていないほど
リアルな青春に見えます。
ただ、このシーンにも青春の影がある訳で…

人それぞれ色々な人生を歩んでいるけど
光指す方へと行きたいのは皆同じなのに
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