はちべー

四十九日のレシピのはちべーのレビュー・感想・評価

四十九日のレシピ(2013年製作の映画)
3.3
原作は読んでいませんが、NHKのドラマ版がお気に入りでしたので、ストーリーを知った上での、つい比較しながらの鑑賞でした。

まず、永作さんと石橋さんの顔が似ていて、本当の親子のように見えたのに驚きました。

ドラマ版イモトを演じたのは徳永えりさんでした。とてもチャーミングで好きだったのですが、二階堂ふみさんもさすがの存在感。ロリータファッションも似合っていて、彼女ならではのイモトもなかなか良かったです。

ただ映画のラスト、ドラマ版を知らなかったら消化不良な感じだったと思います。

ドラマ版は、ほぼ同じ展開でもキレイにまとめていたので、良い余韻を感じながらの納得できるラストでした。ちなみにドラマは全4話でだいたい合計172分。今作の上映時間が129分ということなので、ドラマの方が43分多い。

私たちは、テイクオフ・ボード

みんな、誰かの踏み切り板になって、次の世代を前に飛ばしていく。

これが大人になる
ということかもしれない。
2014/11/26
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