kakuko

ブラック・ジャックのkakukoのレビュー・感想・評価

ブラック・ジャック(1996年製作の映画)
4.1
ブラックジャック先生が非人道的行いに対して怒り爆発ブチギレしてるの力がこもりにこもってた。
ジョーのクソ最低まだそんなこと言うてんのか発言に対しての「なにぃ??」の呆れ返った言い方最高、大塚明夫様素晴らしい。
ピノコ明るく振る舞ってるけど夜寝る時に泣いて「忍耐してるんやで」って関西弁なるのウケる。
超人類。
画面が何かしら動いてる、動き続けている、だからこその劇画みたいな止め絵が最高にシビれる。
ここぞと言う時の止め絵。
エンドルフアー。
若本規夫様の叫び声めっちゃ怖い。
ガリガリになってる女の子悲しい、小さい部屋で全力疾走で壁に激突して死ぬとかつらい。
せっかく助けた患者死んでしまうんつらすぎる。
絶対そのワイン飲んだらダメだって思った。
少女の命を助けることができなかったつらさ。
脳下垂体に一体何があるんだと言う緊張感。
手塚治虫様の絵柄というよりかちばてつや様の絵柄を感じる。
砂漠の真ん中、限られた人員で大手術。
テンポが良いので全然飽きなかった。
『止め絵』『画面分割』『透過光』の出崎演出を堪能できた。
おしゃれでした。
新型コロナウイルス感染症にブラックジャック先生は何を思うんですか、先生。
kakuko

kakuko