浮き雲カフカ

空気人形の浮き雲カフカのレビュー・感想・評価

空気人形(2009年製作の映画)
2.3
是枝監督作品てことで観た。
淡い雰囲気のジャケだったのでゆるふわエモな(「めがね」とか「かもめ食堂」みたいなフワ系の)感じだと思ってたんだけど空気人形って、あ、そういう……社会派の是枝監督が脚本ですもんね。…社会派…?

空気人形の存在は世の中には必要なんだろうし扱われかたによったら心を持ってほしいって願望を持つのかも。空気人形って面食いなの意外だった。一目惚れするんだな

純一は客の少ないレンタルビデオDVDの店員なのに東京タワーが真横に見えるオシャレなアパートかマンションに住んでて謎だった。マンション経営とかしてレンタル店は暇つぶしかなんかか?

この作品のいいところは圧倒的にペ・ドゥナさんの演技力とスタイルのよさに尽きる。空気を抜かれたとき、入れられているときの動きは演技とはいえリアルだった。スタイルは細いけど筋ばってなくて筋肉ムキムキでもなく ほどよく脂肪がついていて女性らしいライン。こんなスタイルになりたいな。憧れる
ペ・ドゥナさんは同監督作品の「ベイビーブローカー」にも出ていて印象が違うので しばらく同じ人だと分からなかった。

板尾さんは本人自身の歴も相まってムリだった
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