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空気人形のmnのレビュー・感想・評価

空気人形(2009年製作の映画)
4.6
芸術作品のように綺麗な映像。
一つ間違えばエグい内容なのにすごく無垢に見える空気人形。
ペ・ドゥナの美しさが際立ってた。
片言の日本語がより空っぽの人形らしさを表していた。
心を持つことの儚さと幸せ。
なぜ純一は空気を抜きたがったのだろうと思った。
最後の純一を燃えるごみにしてしまったところは驚いた。
みんな誰かの代用品として生きていてそれでも一生懸命だということを改めて考えさせられた。
人形だけでなく人間である町の人たちも空っぽであることが表現されていてよかった。
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