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ウルヴァリン: SAMURAIのOASISのレビュー・感想・評価

ウルヴァリン: SAMURAI(2013年製作の映画)
2.4
「3時10分、決断のとき」のジェームズ・マンゴールド監督。
アメコミで日本を舞台にするとどうしてもダサくなる。
前作よりつまらなかったが、エンドロール後の一分間が最高にワクワクしたのでチャラになった。
あのシーンの為の長い長い予告を見せられてたというわけか。
来年公開の続編「X-MEN デイズ・オブ・フューチャーパスト」が早くも楽しみになってきた。

前作とはほとんど関係なく、観てなくても大丈夫。
むしろ本家三部作の続きの話だった。

日本人役者が真田広之以外全員酷かった。
なんで日本人なのに母国語さえまともに喋れないのかと。
アクションも特に目を見張るものがなく、売りの新幹線上のバトルさえチープだった。
ヤクザの雑魚とにらみ合うだけで、後はウルヴァリンがこっちに突っ込んでくるだけという。
というかあのヤクザ、ミュータント相手にドス一本で戦ってたけどめっちゃ強いじゃん。
その他のアクションも盛り上がる事なく、長崎に帰省した中盤は何の動きもなくかなり退屈だった。
敵もヤクザや侍やニンジャやら、日本人らしいものを取り敢えず出しておけみたいなやっつけ感。
ニンジャが何故か弓矢を使ってたり、今時そんな全身入れ墨のヤクザがいるかよという偏った日本のイメージがそこかしこにある。
唯一シルバーサムライのデザインは従来のゲームやアニメよりカッコ良くなっていたし、ヒュー・ジャックマンも良い脱ぎっぷりだった。
それだけ。
後は、この話をどう続編に反映させるかだが、期待して良いのだろうか。
サ ヨ ナ ラ (笑)
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