さっぽよ

藁の楯のさっぽよのレビュー・感想・評価

藁の楯(2013年製作の映画)
3.8
センセーショナルなテーマ
ありえない壮大な設定
実力派の豪華なキャスト

もっと、もっと、観たかった。
それぞれの葛藤、信条、過去。
もっと、観たかった。

もっともっと、
清丸は、とことん救いようのないクズで我々を置き去りにして
銘刈は、絶望にもがいてもがいて、我々の同情を煽って
蜷川は、底知れぬ怖さと胆力をもっていて圧倒的な存在感があって…
もっと鑑賞者の我々を煽って欲しかった。

これを120分の尺に纏めるのが到底難しいのは承知だが、劇場受けするように綺麗に、纏められすぎていたようにも感じる。
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