このレビューはネタバレを含みます
近年稀に見るうんこ映画。
全く共感出来ない上に破綻しまくるバックストーリーだわ、そこに無理矢理感あふれるエピソード突っ込んでくるわ、松嶋は相変わらずのダイコンっぷりだわと、まぁ目も当てらんないシロモノでしたが、唯一スゴイのは大沢さんの演技です。「みんながうんこだってわかってる箱」にも関わらず、ガチの芝居を全うした大沢さんにプロ意識を感じました。。
劇場版ストロベリーナイトの時も、観てる方をなぎ倒すような色気を出すいい役者だなぁと見惚れたけど、今回も良いです。何度か大声を出したり、最後に絶叫するシーンがあるんだけど、その鬼気迫る感じがまたええんよ。
声を荒げる・恫喝する演技って役者の身体性が出ると思うんだが、まさに身体を鳴らしてる感じですねぇ。
怒声がエロい役者ってどんだけ無敵ですのん。
ちうわけで、大沢さんの怒号・恫喝好きな方は¥1800惜しくないのではないでしょうか。(狭っ!!)