ほんとにたまに三池作品は見たくなります。
しかしそんな気持ちで観たら、正直スゲー良かった!!ハードな邦画犯罪モノ特有のクールさを再実感!!特に本作はアクションとサスペンスの純度かなり高いゾ!!スリリングぅぅ〜
多面的な厚みを持ったキャラクター描写の数々は見事!!腕あるやん笑 三池監督笑
ストーリーは漫画家の小説デビュー作ということでマンガチックではあるが、サスペンスとしての興味には十分値する!電車移送はバレるやろとは思うけどね。
いわゆる藤原竜也の発狂の感じはバカバカしかった。でもサイコパスな演技の部分は良かったゾ!
しかし、途中までよくできたシナリオなだけに、うっかりミスで逃しちゃう展開や武器奪われる展開が出てきた時にはガックリきた。死ぬほどノイズ。それまでの全てを帳消しにしかねない。
あとはなんでお前は防弾チョッキきてないねん、とかタクシー運転手どっか行ったわ、みたいなツッコミどころもある。
「コイツが死刑にならずに出所したら…」みたいなセリフ出てくるけど、コイツは普通に死刑じゃね?精神異常でもただ単に釈放するのはなくね?
このくらいのシリアスさとマンガ感で、実写パトレイバーのようなSF観てみたいと少し思ったり。