メントール犬佐

藁の楯のメントール犬佐のネタバレレビュー・内容・結末

藁の楯(2013年製作の映画)
2.6

このレビューはネタバレを含みます

・古臭い邦画やなぁ、でも嫌いでもない
・木内一裕(ビーバップの作者)さん原作ということで博多が最初の舞台・警察とか医者まで博多弁で初手から草
・TKO大沢vs五郎岸谷の眼力演技対決(勝者なし
・山崎努と余貴美子はミスキャスト、、、もとい日本の俳優の層薄感。松嶋菜々子を配置した意味も特に感じられない。もうちょっとあったんじゃ?
・台詞回しが陳腐すぎる、説明口調がここまで多いと流石に馬鹿にしすぎでは?
・とはいえ初期設定は魅力的だし、現代日本を舞台にしてそこそこ矛盾の無い展開は良かった
・尺が短いのは良い事として、この物語であればゾンビサバイバー的な恐怖をもっと見せきってから人間模様に入るべきだったけれど、最初から現場での人間同士の対立や葛藤がメインで語りが多いのは、単純によりスリリングな展開にするアイデアが無かったのかと思わざるを得ない
・まぁ、要するにこの手の映画に一番大事なテンポが悪すぎると
・クズ感も、、、クズっていうか、正直このキャラクターが一番大事なのに一番いい加減なのはどういうことなのか。これじゃ単なる支離滅裂な奴すぎて、嫌悪感すら抱けない。脚本も悪いが役者も悪い。
・画作りとかは嫌いじゃないんだけどなぁ・・・でも飽きんと見通せるくらいはあったよ、短くて助かったとこあるが
・エンディング、ちょっとしんみりしそうになったところに氷室京介が流れてきて失笑