君と歩く世界のakymrossoのレビュー・感想・評価

「預言者」のジャック・オーディアール監督作、「闇を生きる男」のマティアス・スーナールツ主演。一言で言えば事故で両足を失った女性と肉体労働者の男性の心の交流を描いた作品ですが、ありきたりな障害系ラブストーリーではないので女性はご注意。むしろ雄の世界ですね、これは。原題は「錆びと骨」で、ボクシング用語とのこと。荒々しく剥き出しの魂のぶつかり合う音が聞こえてきそうなこの映画にはピッタリのタイトルだと思います。またマティアスがまんま「闇を生きる男」の主人公で、ファンとしては垂涎の作品でした。