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「君と歩く世界」に投稿された感想・評価

名無し

名無しの感想・評価

4.2
色々と驚かされたし勇気も貰ったし感動もしたし腹も立つ映画だったな、、マリオンの演技力が今までのマリオン作品で1番じゃないかな?ってくらい素晴しいものだった。
水族館のショーをするマリオン(ステファニー)、ある日事故でプールから落ちて両足を食べられてしまいそこから車いす生活になって心を病んでしまう。そんな時、事故前にクラブで出会ったマティアス(アーロンだったかな?)に久しぶりに電話をしセフレのような関係になっていく。
驚いたというか賭けに出たという表現は良くないかもしれないけど両足を失ってしまった人が性行為を出来るのかどうかと望む?挑む?、そのシーンがとても驚異的というか驚いた。もしかすると実際の障害者の方や批評家からかなり酷評や色々と言われるかもしれない。それなのに、そのシーンをテーマというか大きな映画の1部として取り入れたことも凄いし、マリオンの演技力、演技に対する姿勢が本当に素晴らしかった、完璧だった。色々と素晴らしいものだった、美しいです、すごく影響を受けたし色々なことを本当に考えさせられた作品でした。色んな人に見て欲しい作品、考えて欲しい作品、本当に演者も中身も良かったです。
いい映画ですね。日本では売れないであろう作品。「君と僕となら、なんだって乗り越えて行けるんだ」タッチの作品はごまんとあるけど、こういうのはない。

でも、こっちの方が日本人には刺さる内容なのでは?アリは両脚を失ったステファニーの前で、「泳いでくるわ」「走ってくるわ」「踊らないの?」と、脚がないと難しい、もしくは出来ないことを無神経なまでにやる人。同情をされるとしんどい人にとっては、これくらいのがちょうどいい。

どんなハンディを持っていようが、普通の人として、少しガサツなぐらいに扱うのがちょうどいいような気がした。24時間テレビやってるうちは、やっぱり日本でこういう映画は生まれないだろうなと思う。
snatch

snatchの感想・評価

4.5
ジャケットでメロドラマ調かと思って敬遠していたが、そういう写真だったのか。
邦題も損している、これは…

正直な映画
…貧困者や弱者と言われる人達だが、中身はタフになって生きていく。そうやって生きている普通の人たちの話し。以下、内容に触れています。







殴り合うことに夢中で、子どもの面倒を忘れ手も出る。彼女に告白されても、SEXの相手ならしてやれると…☜嘘はつかない😳
ああなった彼女の心の動き変化も自然…あの演技、見事です🤩
親切にしても自分をまた打ちのめすこの弟が憎いと嘆く姉😩

生きる力を失った彼女に、彼女を特別に見ない、あれこれ考えない彼の口から自然に出るこの言葉
「泳ぐか」
マリオン同様、はあ⁉︎⁉︎…でもそこから、彼女の身体は再び波を打ち始める。
彼は確かに優しい。
生きる興奮をくれた彼が大好きになっていく映像の束が素晴らしい!
あのシャチに会いに行き仲間と飲みopeする。そっともできるんだ🙄
ファイテイングの世界に積極的に浸かっていく所も、彼女の生に対する貪な欲が呼び起こされたんだと圧倒される。車から降りた立ち姿が、心身共に老婆のようにし尽くした不敵なオーラ放っていた。

彼は世間の目から見ると最低だが、引き取ったばかりの息子から勿論パパなんて呼ばれず、玩具で埋め合わせして、ぶっきらぼうに抱き上げ力まかせにキスし…放り出す☜今は育てられないよね…
そして、月日は経ちあの場面だけで…彼にも私にもよくわかった大事な大事なもの…🥲

私が女だったら、もちろん一応女子ですが😐こんな男と付き合いたい!映画の彼ではなく🙃オーディアール監督です‼︎‼︎
映画の何もかも全部かっこいい🤩

「預言者」もでしたが、移動撮影や頭越し背中越しのカット、影と眩しさ 海と雪景色…最高です✨
あと初めて聴いたのですが、ボン・イヴェールの音楽がよかった‼︎ブルース・スプリングスティーンの「State Trooper」にもゾクッ✨そして二人の右や左のシーンがいい✨

拳闘シーンは、相変わらずブルブル怖っ🥶ジャンゴの拳闘シーンに匹敵するほど見てらんなかった🥶

攻める時は際の際まできて、美しく優しいシーンは沸騰並みに散りばめる…

私の大好きな台湾のホウ・シャオシエンの初期の映画は、主人公の思いに自分も主人公と同化するような映像瞬間があるのですが、オーディアール監督の映画も愛情にしろ暴力にしろ画面を圧倒的にはみ出してきて、こっちに迫る時があって興奮する「パリ13区」の走っていく場面も良かったですね❣️
Satsu

Satsuの感想・評価

4.2
よかった。
決して綺麗には描かない生々しさ。
女と男、再生と成長のおはなし。
キャストで贔屓目なスコア。
エンディングBon Iverの音楽がいい。
Lemon

Lemonの感想・評価

4.0
マティアスが見たくなったらこの映画だよね。って事で再見。

事故で足を失くした女性と、愛を知らないシングルファーザー。

基本的に物凄くダメ男。
無神経だし。雄!って感じ。

だけど、その無神経さが、心地良さを生んでる不思議。

ダメだよ!
ダメなやつに間違いない!
子ども作る前に成長しといて欲しいのが本音だけど。
一部分では、その開けっ広げな感覚と接し方が最高に素敵。

言葉も、説明も、少なく少なく
無骨に。
錆と骨と
痛みと成長と光を見せてくれる。
マリオンとマティアスを余すところなく堪能出来る映画。
jun

junの感想・評価

3.4
記録

なんだか美しく感じるのは2人の空気感のおかげかな。

パワー有り余ってる人間に引きずられ、影響し合い、前を向く。
痛い描写は多いけど、サラッとしてる。
シングルファーザーとなった男と不慮の事故で両脚を失った女の物語。女は美貌への自負をもぎ取られ引きこもる。彼女の目を男は外へ向けてやろうと海へ連れ出す。それなのに彼女をほったらかして彼は自由に海を泳ぎ回るばかり。女の中に芽生える不思議な感情。それは男の視線をほしいままにしてきたそれまでには感じたことがなかったもの。子供のように今やりたいことに熱中してしまう猪突猛進。単純で単刀直入な生き方が可笑しくも魅力的に映る。男の肉体に漲り躍動する生に当てられたように彼女は生きる力を取り戻し始める。働きながら週末のストリートファイトに熱中する彼を止めるどころか感化され彼女もまた逞しさを見せ始める。荒くれ者同士のお似合いのカップル。しかし男はやはり決定的に思慮が足りない。社会人としても、父親としても、愛したい相手としても。皆から距離を置いてようやっと理解される大事な人、大切なこと。彼は皆の元へ戻る。
シャチの調教師だった女が、再びシャチと意思を通わせ事故のトラウマを乗り越える場面の心揺さぶられる美しさ。音声を省いた時間を積極的に用いた静かな語り口がいい。本作のコティヤールは本当に綺麗。
普通ではない状況がいくつも出てくるので、それを繋ぎ合わせるのが大変そうだが、一つの映画として、なんとか、まとめましたね。

主演の二人もよい。
それぞれがそれぞれの出来事を通して変わる、その二人が出会って変わる、その変わるタイミングはお互いずれている、でもズレていることでそれが相手に対してが良い影響を及ぼしている、そしてラストは未来に向けて更にそれぞれとふたりの関係も変わるんだろうなぁ、と感じさせる。
見終わったあと、二人の変化をもう一度思い返してしまう。
そんな感じ。

俳優はなんとなくリチャード・ドレイファスをマッチョにしました、にみえてしまう。他の映画でも。
マリオン・コティヤールは美しいです。
シャチと水槽越しに再開するシーンはほんとに撮ってるのかな。。。
rage30

rage30の感想・評価

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このレビューはネタバレを含みます

両足を失った女性と格闘家のシングルファザーの恋愛を描いた作品。

タイトルやポスターを見るに、純愛モノになるのかと思いきや、意外にも湿っぽさはなし。
というのも、主人公の男性が非常に野生的というか、動物的な男なので、繊細な心理描写みたいなものがないんですね。

両足を失った女性に対しても、デリカシーなしでグイグイ行動する。
でも、それが逆に荒療治になったみたいで、女性を元気にしてしまうのが本作の面白いところなのでしょう。

ただ、終盤にある息子を置いて逃げるシーンは酷いなと思ったし、その後に息子を救うシーンがあるとはいえ、もうちょっと父親としての成長を描いて欲しかったかなと。
姉や恋人に対する贖罪も大して描かれないので、かなりモヤモヤが残りました。

あとは、有害な男性性や暴力性、ないしは不器用な男の愛といったところは、『ディーパンの闘い』とも共通するテーマで、興味深いなと思ったり。
もしかしたら、これがジャック・オーディアール監督の作家性なのかもしれません。
父親らしい、湖の氷をパンチして助ける姿は、熱くなったが、基本的に、ダメ親です。
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