雪の景色が寒々しくて、夏に見るにはピッタリの映画だと思う。
漫画は未見だが、おそらく漫画のキャラをそのままトレースしたであろう三歩のキャラが映画で見るとちょっと現実味が無さすぎて引く。
それと遭難救助隊の面々が結構キャラクター豊かな俳優を揃えてる割にみんなビックリするくらい大した活躍もなく、三歩の引き立て役でしかないので人間ドラマとしてもイマイチ薄っぺらい。
おそらく実在する団体だから現実離れしたヒロイックな活躍を描くわけにはいかなかったんだろうけど。
しかしまぁ、邦画の割にちゃんとスケール感もあるし、おそらく漫画の良エピソードを2時間にまとめただけあって退屈することなく見れた。