潔く柔くのあすかのネタバレレビュー・内容・結末

長澤まさみはずっと好きな女優さん。綺麗な顔立ちだけではなくこの作品の題名通り潔く柔い人柄が滲み出ていて、可愛らしい。
過去の罪悪感に苦しむ二人。そこから逃げている間は前に進めないのは十分にわかる。嫌なこと、苦しいことには向き合わないと自分の中でずっと燻り続ける。
禄は亡くした女の子の姉との関わりにより、カンナより少しは前に進み始めていたので、カンナに寄り添いながら向き合う方へ導けたのかなと思う。そして、カンナと共に自分ももう一歩前に進めた。亡くなった友は自分たちを決して恨んだり、縛ったりしようなんて考えていないことに気がついた二人は、もう過去を忘れはしないけれど、過去と共に幸せに生きて行くだろう。