Amibo

カルトのAmiboのネタバレレビュー・内容・結末

カルト(2012年製作の映画)
1.5

このレビューはネタバレを含みます

架空のTV番組の撮影風景のように描いたモキュメンタリーホラー

…なのだが全くモキュメンタリーの良さが活かせていないと感じた。

個人的にモキュメンタリーの良さって
・その場にいるかのようなリアリティ
・手ブレなどから伝わる緊張感
 (手持ちカメラの場合だけだが)
などがあると思っている。

だがこの映画は、定点カメラは別に普通に置いてあるだけのカメラだし、スタッフの持っているカメラもすごく安定感がある。

CGもチープなのでモキュメンタリーと相性悪いなぁと思った。

この撮り方だと全く予算の問題とかがあっただけなのかなとか、よくないことを考えてしまう。

展開的には後半で追い上げが少しあったが、まさかの「オレたちの戦いはこれからだ」オチ。
いよいよ映画の意味があったかも分からない。

一方で、除霊師のNeoのキャラはまぁギャグ的には面白かった。これもあまりに現実離れした性格なので、どうにもミスマッチだったが。

後半の展開の期待感(裏切られるが)とNeo様の面白キャラを踏まえて+0.5

全体的に中途半端なので、これならほんとに⚪︎ったシリーズなどをモキュメンタリーものとして捉えて観た方が面白い。
Amibo

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