轟然!無法地帯の西部大森林に谺する銃声! 決然!嵐の銃弾の前に立つ向う見ずの男! ジム・ハドリー(アラン・ラッド)率いるロガー(伐採者)の集団がある町にやってきた。ジムが馬を調達しに町に向かうが、何故か貸してもらえない。気のいい青年のバート(フランキー・アヴァロン)が牧場まで案内してくれるが、牧場主のローラ(ジーン・クレイン)は、ジムが伐採者だと聞くと態度を豹変させ、今すぐここから出ていってくれと伝える。 この地の反対側の尾根にある町が、かつて伐採が原因で水害に遭い、人が住めなくなっていたのだった。その再現を恐れた住民たちは、伐採を妨害しようと計画する。 最初の土曜日、作業を終えたジムは相棒のモンティ(ギルバート・ローランド)たちと町に繰り出すが、住民たちが彼らを挑発、大ゲンカとなってしまう。ケンカの最中に爆発音が起き、ジムたちがかけつけると住民が仕掛けたダイナマイトによって土砂が崩壊、道が塞がれてしまっていた。 伐採した木材を運ぶためには、ローラの牧場を通らなければならない。ジムが通行許可を取っている間、伐採作業は停滞し、仲間たちはいらだっていた。ようやく許可証が届き、保安官立会いの下、牧場のゲートが開けられるが、ローラたちが木を切り倒し、通行は許可するが私有物に触れるなとジムたちに告げる。 住民たちの仕打ちに激昂したモンティは、一部の仲間を引き連れ、ゲートに横たわる木にダイナマイトを仕掛け、爆発させるがそこにバートが通りかかり、巻き込まれてしまう・・・。