
高校生の朋之は、テキヤの一家で暮らしている。実の息子に思いをはせる父親の芳男を先頭に、家族は行く当ての無い人々が寄り集まって作った疑似家族であり、それぞれが清算しきれない過去を背負っていた。そこに、身寄りの無い千里が家族に加わるが、突然の家の取り壊しにより家そのものが無くなってしまう。帰る場所を失った家族はそれぞれの行き先を見つけるためトラックで巡業の旅に出る。旅先での出会い、新しい経験を通して、一度は収束するかに見えた家族だったが、今までやり過ごしてきた問題にそれぞれ直面していく。朋之は手遅れになってしまったものを取り戻すため、走り始める。
刑務所で知りあった、粋な着流しのヤクザ・錠吉と白い背広にカンカン帽のゴロつき・駒玄。風貌から性格まで対照的な2人は、出所後ふとしたことからサキエという女を女郎屋から助け出す。2人を慕うサキ…
>>続きを読む麻雀職人の黒沢はコンビ麻雀の相手を隆にするかどうか迷っていた。隆は黒沢の命令で新満と勝負をし勝つのだが、新満からは「お引きは不合格」との烙印を押されてしまう。悩む隆は修行に出て新境地を開く…
>>続きを読む北海の寂れた海辺のあばら家で、老漁師・忠男と孫娘・春は二人暮らしを続けていた。しかし、地元の小学校で給食係として働いていた春が、廃校により失職。老いた忠男の世話を頼むべく、疎遠となった姉兄…
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