ともちん

ジュ・テーム・モワ・ノン・プリュのともちんのレビュー・感想・評価

4.0
2人のゲイカップルはある日立ち寄ったカフェバーで、女の子ジョニーと出会う。ジョニーと片方の美しい青年クラスキーは恋に落ちるが…。愛する人を盲目的に愛する形、嫉妬、間違えてしまった人を許す愛。性別を超えて、様々な愛の形が交錯する。そしてラストには、愛の破綻は相手を傷つけることだということがシンプルに描かれる。セルジュ・ゲンズブールによる映画のタイトルでもある楽曲が効果的に、使われていてノスタルジックさ、切実さに胸が締め付けられる。か細いジェーン・バーキンの子供っぽさの残る繊細さも、効果的。
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