ジュ・テーム・モワ・ノン・プリュの作品情報・感想・評価

「ジュ・テーム・モワ・ノン・プリュ」に投稿された感想・評価

324

324の感想・評価

4.2
神話のようなミニマムな平和と諍い。タンクトップ姿のジェーン・バーキンが美しく、神々しい。特に硝子と鏡の文字越しの表情。男扱いされる叫び声には笑った。シンボリックな描写好き。
観る前に聴き倒していたゲンズブールの音楽が大好きすぎて、ストーリーが良いとは決して言えない(やたらともどかしい…)ながら、それでもなお思い出深いとしか言い様のない映画。
ゲンズブールは出て来ないんだけど、ゲンズブールそのものみたいな感じもするんです。繊細で下品で退廃的なのに夢見てるような。
フランス映画観てたらシャレオツと、勘違いしてた10代の頃…10代の自分には理解出来ない作品が多い中、心に刺さった作品。

ジェーンバーキンが、傷つきながらもゲイの青年に恋をする様がもどかしい。
ジェーン・バーキンが振り返って、初めて顔が映るシーン、余りの美しさにゾクゾクした。
個人的な好みになるけれど、ジェーン・バーキンの体型が理想のひとつ。ゴミの山、ハエ…陳腐だけれど確かに美しい。
mikoyan358

mikoyan358の感想・評価

1.5
2014/3/6鑑賞(鑑賞メーターより転載)
奇才セルジュ・ゲーンズブールが当時の妻ジェーン・バーキンを使って撮った、もう問題作という以外に例えようのない映画(笑)で、個人的にもきつかった... 虐げられている女性とそれに惚れてしまったゲイの男とその相手との奇妙な三角関係、退廃的ながら生々しいまでのセックスシーン(それをイメージしたテーマ曲も大いに物議をかもしたわけだが)の末に訪れる、極めて救いようのなく後味悪い以外に言葉が見当たらない展開。これも愛の形の一つであるということは伝わったが、映画を娯楽として観ている自分には受け入れ難いものがある。
この人の為に作られたと知らずにHERMESのバーキンを使っている女性は世の中にいったい何人居るのだろう?
ルネ

ルネの感想・評価

2.0
1976年。 監督・脚本・音楽はセルジュ・ゲンズブール。

ゲイのカップルが男性みたいな女性(ジェーン・バーキン)と出会う物語。

ゲイのカップルの1人がジェーン・バーキンに惹かれるのだが、それは男みたいな体をしてるからというリアルな展開。 

マラソンの有森裕子の結婚会見で、旦那のアメリカ人が「I was gay」って言っちゃった自爆テロを思い出した。

ジェーン・バーキンはとても美しい顔をしているのだが、ベリーショートにほどんど膨らみのない胸、そしてがりがりの身体と、観ていていたたまれない気持ちになった。 アウシュビッツの記録映像級に怖い。

篠崎愛、クリスティーナ・ヘンドリックス、佐山愛とかグラマーな女性を好きな人が観ると、トラウマ級です。

絶叫もすごいのだが、もっと時間をかけてちゃんと慣らしてほしい。 

女性らしい服装をしてきたらキレたりとかも、なんかすごいです。
DjKokiAbe

DjKokiAbeの感想・評価

4.7
今度の日曜、4/2のセルジュ・ゲンスブールの生誕日にセルジュ・ゲンスブールナイトを開催します
2008年にセルジュ・ゲンスブールナイトを企画&DJして以来2度目の開催で僕が企画する最後のゲンスブールナイトになります
イベント準備に追われつつ当日に流す映像編集の為、久々に観ました

ショートカットの(ウイッグですが)ジェーン・バーキンがたまらなくキュートで
ロングヘアのバーキンよりも本作品のショートヘアが好きです
内容は勿論過激なのですが、内容うんぬんより、こんな映画をパートナーのバーキン主演で、よく撮りましたねゲンスブール!

でもゲンスブールもバーキンも大好きなので思い入れの強い作品です

このシーン好きです
https://youtu.be/62wE_ZdoUlI

ずっとDJが続いていてナカナカfilmarks見れませんが空いた時間に皆さんのレビューも読ませて頂きますので引き続き宜しくお願い致します

ちなみにセルジュ・ゲンスブールナイトのイベント詳細はこちらです
ゲンスブールやジェーン・バーキン、バルドー、フランス・ギャル、アンナ・カリーナ、バネッサ・パラディ等好きな方は楽しめるイベントになりますので興味のある方は是非遊びにいらして下さい
オールナイトではないので未成年の参加も大丈夫です
https://www.facebook.com/events/1847791812155578??ti=ia

https://instagram.com/p/BRS1zmoj9w8/

最近エッセイ本を出したばかりのまつゆう*やブリジットバルドーのコスプレ?なバゲットバルドーも出ます
バゲットバルドーのバルドーのカヴァー
https://youtu.be/BOPjCDYxJRg

追記
セルジュゲンスブールナイト無事終了しました
インスタグラムに動画や写真アップしました
http://instagram.com/Dj_Koki_Abe
私は園子温が自分の嫁を、女優としてメチャクチャに扱うのが割と嫌なんですけど、セルジュ・ゲンズブールさんもそういう傾向の人みたいですね...

ゲンズブールは映画監督のみならず、ミュージシャンとしても芸術の才能を発揮しており、「夢見るシャンソン人形」という曲は昭和期に日本でも大流行したようです



クラスキーとパドヴァンというゲイカップルは廃棄物の運送業をしており、トラックでさまざまな街を巡っている

ある日、二人は立ち寄った飲食店で、少年のような女店員・ジョニーと出会う

次第にジョニーはクラスキーに惹かれるようになり、クラスキーも彼女に興味を持つようになる

親密さを深めていく二人とは対照的に、クラスキーの相棒パドヴァンや、飲食店の店主ら地元の人々はそれを快くは思わなかった...



ジェーン・バーキンといえばエルメスのバッグにも名付けられる程の超美人ですが、この映画では砂まみれになったり、濁った水の汚い池で泳いだり、便所の床に全裸で寝そべったりするものですから、いたたまれなかったです...
フランス人は国柄的に抵抗が無いのか、女優魂なのか...
娘のシャルロット・ゲンズブール出演の「アンチクライスト」を考慮すると、彼女は親に似たのでしょうか...

現在より6年ほど前のインタビューでも、本作については「前張り?としていっぱいテープを貼るのが大変だった」とお話になってます

公開当初は、批評家からセルジュ監督は「嫁をゴミ箱にぶち込んでいる」などと批判されつつ、フェリーニはラジオで「私の映画ではなく、ゲンズブールの作品を観ろ」と擁護してくれたそうです



ストーリーの感想としては、ジェーンは「ただ気の毒な女性」だな...というところです

ただただ、ジェーン・バーキンはガッツのある女だ!と思いました

ポール・モリセイ監督作品においては、シュールな作風のためかジョー・ダレッサンドロの演技も気になりませんでした

しかし本作だと、やや棒演技かな...
もちろんスーパー美形で、ジェーンも「この作品はジョーのお陰で成立した」という内容のことを話しているのですが...
あと、アメリカ人の彼が、なぜフランス語が話せるのでしょうかね