岩井俊二の実写劇映画、このデビュー作だけ見ていなかった(この頃は映像作品にとっていい時代だったようで、ドラマと映画が内容でも尺でもあまり差がなかったりして分かりにくい)
男と女、男から見た女
病気という形を借りてはいるけれど
何かがきっかけになって加速あるいは失速していく相手への、二人の関係への、その中での自分への想いの果てはこういうことなのかも
刺さる…どこかうしろめたい思いを味わいながら
男と女は違う生き物だからしょうがないけど
美術、照明、音楽(REMEDIOS)が岩井俊二の世界観をきっちり作り上げている印象
豊川悦司、山口智子、田口トモロヲ
三人とも笑ってしまうくらい若い(田口トモロヲの老け具合が一番少ないのはご愛嬌)
トヨエツ、かっこいい、そして顔の大きさが今の2/3くらい
山口智子、ここでも多動症ぽくて好きじゃないけど…きれいだ(©︎レインボー)
田口トモロヲ、「リップヴァンウィンクルの花嫁」の安室(綾野剛)ぽい役回りでニヤリ