このレビューはネタバレを含みます
亀を幼少期に飼っていたので心苦しいシーンがあるが、それ以上に2人の2人だけの世界が羨ましく美しいものに見えてしまう。
矯正が外れた後 キスの味を確かめるシーンですが、あの言葉選びはナチュラルに男性が女性にやってしまうやつで、わかるわかるとなり首がもげそうなくらい心情を共感してしまいました。
たった小さな出来事から少しずつ狂い始めて
気付いたら縛られても痛みを感じなくなって
自分は縛られていたのか、縛っていたのか
そもそも2人を縛る何かはなかったのでは
ないかなど 自分のことすらわからなくなる。
人はどうして、同じ熱量で居られないのか
19.20歳くらいの頃5歳年上の男性と暮らしていたきの自分を思い出してヒリヒリします。
ラストは何度見ても、逃げ出せてよかったなと思います。モエミはきっともう大丈夫
どしゃぶりの雨の日に観たくなる映画です。