フランス語圏のカナダが舞台の映画。
下ネタいきなりで、こりゃ下のほうのコメディなのかな?と思ったけど、思いのほか面白くハートフル。
ある日、自分の生物学上の子供が533人存在することを知らされた男、興味本位でその子供達の資料を覗き見したところ…!?
冒頭のあのエロコメディと思わせるシーン。あれは、お金のためではあるけれどその使い道にこれまたビックリ。
こんな主人公だから、おバカだけど、面白くもあり、ひきつけられる。
子供のような中年男が子供達に父親にさせられる、いい意味で。
突拍子も無い設定だし、下ネタもあり、笑えるシーン満載なんだけど、ベースとなる話が父性愛と家族愛、そういう普遍的なものを描いていてよかったです。