福福吉吉

ゼロ・ダーク・サーティの福福吉吉のレビュー・感想・評価

ゼロ・ダーク・サーティ(2012年製作の映画)
3.5
2011年5月2日に実行された国際テロ組織アルカイダの指導者オサマ・ビンラディン捕縛・暗殺作戦の裏側を描いた作品。

事実に基づく映画なので、あまり楽しめないかなと思っていたけど、なかなか面白かった。
主人公であるCIAの女性分析官マヤが時には上司と対立し、テロ組織から命を狙われ、同僚を殺されながらもビンラディンの居場所を調査し続け、ついには国を動かし、チームを率いて作戦を成功させたその執念は凄いものがありました。映画の大部分がマヤが苦労し続ける展開なので、作戦の実施が決まったときには観ていて思わずガッツポーズが出ました。また、作戦中もハラハラする展開で成功したときは嬉しい気分になりました。成功することは分かっているのにすっかり感情移入してしまってました。ラストシーンも凄く良かった。
福福吉吉

福福吉吉