マーくんパパ

ゼロ・ダーク・サーティのマーくんパパのレビュー・感想・評価

ゼロ・ダーク・サーティ(2012年製作の映画)
4.0
2001.9.11から約10年、2011.5.2首謀者ビンラディン殺害まで国の威信をかけて拠点割出しに奔走するCIA捜査官たちの軌跡を描いた半実話。その間にも自爆テロは次々に起こっておりその生々しさは映画とは思えない緊迫感。同じようなイスラム・テロ地域の地雷除去を描いた『ハート・ロッカー』と同じ女流監督キャスリン・ビグロー。この人の絵力は凄い。容疑者拷問場面、側近連絡役の電波追尾から真夜中のビンラディン隠れ家襲撃までずっと緊迫感緩むことない。どこまで真実かは資料公開の2061年まで待たなければわからないとか。