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ゼロ・ダーク・サーティのGKのレビュー・感想・評価

ゼロ・ダーク・サーティ(2012年製作の映画)
3.8
さながらドキュメンタリーのように、淡々とアメリカがビンラディンを追い詰める様子を撮った作品。
当初の公開予定日はオバマ氏再選に向けた大統領選挙の前だったということで批判を受けたとのことだが、たしかにアメリカ
を正当化する作品でもある。アメリカ人の怒り、その怒りからくる各人の仕事ぶり、執念。それが伝わってくる。

とはいえ、アメリカの立場に立ちながらも、報復に次ぐ報復、終わりのない戦いに関する絶望感もそこにはあり、一定のバランスは取れている作品だと思う。
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