『PERFECT DAYS』は、映画として始まった作品ではなく、「THE TOKYO TOILETプロジェクト」から生まれた企画作品だ。
「THE TOKYO TOILETプロジェクト」とは、公共ト>>続きを読む
先日フィンランドに行ってきた。
フィンランド人の感性って、日本人ととても近いように思う。
静かで、シャイで、謙虚で、シンプルさ(付け足すのではなく引く)を求めるetc…
アキ・カウリスマキ監督の作品>>続きを読む
「戦後の復興云々」を宣伝文句にしていたので絶望的な状況を泥臭く何とかする作品をイメージしていたが、良い意味でも悪い意味でも"山崎貴"という監督の特性が出たゴジラだった。
神木隆之介は思ったより熱演し>>続きを読む
フーシは独身で太っていて禿げている。母親と2人で同居中。
趣味は戦車や兵士のジオラマを作って遊んだり(室内で1人だったり友達と2人だったり)、ラジコンで遊ぶ(外で1人)こと。
これだけ聞くと偏見の目>>続きを読む
アメリカでは今年1のヒットらしいが、日本だとそこまでのヒットに至っていない『バービー』。以下の3つによって、「うーん観なくていいかな〜」となってしまっているかもしれない。
《『バービー』が観られない>>続きを読む
適度にドキドキさせてくれ、謎解きにワクワクさせてくれ、ところどころ笑わせてくれる。
ダニエル・クレイグは、ジェームズ・ボンドという大役から開放され、リラックスして演技を楽しんでいるように見える。>>続きを読む
各所のレビューを見ると絶賛されている『RRR』。
ダンスや戦うシーンはインド映画感をこれでもかというぐらい見せてくるので、特に言うことはない。
気になるのはストーリーの方向性とその政治性だ。
本作の>>続きを読む
リメイクは、ただ昔の作品を最新の技術で撮ればいいものではないと思う。
技術だけリメイクは、「映像は新しくなってたけど、なんだかなぁ」と言われるのがオチだ。
では何を変えるのかと言うと、1番多いのは舞>>続きを読む
いわゆるループもの。
ループものは「もうええわ!」とならないような繰り返しをストップさせるタイミングが重要なんだと思うが、この作品はそこがちょうどよかった。
気軽に観れる作品でした。
「そうそう、アクション映画ってこれでいいんだよ」感。
ストーリーはあってないようなもので、ひたすら囲まれた敵を倒しながら脱出する話。
銃撃戦のクオリティが非常に高く、撮影に非常にこだわっているのが伝>>続きを読む
NYの街にあったレコード屋「アザーミュージック」が閉店するまでのドキュメンタリー。
オンラインでの配信に早くから取り組むなど、時代に追いつこうとしたことはうかがえる。ただ現実は厳しく、その取り組みはう>>続きを読む
「未確認飛行物体モノ、映画興味ある?」
2022年。そう聞かれて「Yes!! すっごく観たい!!」と回答する人は少数はではなかろうか。
スピルバーグ監督作品の『未知との遭遇』が1977年、そこから>>続きを読む
今年のスパイダーマンを鑑賞するために行っていたMCUマラソンは一段落したものの、もちろん全ての作品をみきれているわけではないので、穴開きの作品を少しずつ観ている。
その中でも傑作とされる『キャプテン>>続きを読む
この類(昭和×子ども)の作品を楽しめるか否かは、自身の原体験によるのだと思う。
その点で『サバカン』は自分にははまらず、「そういう世界もいいよね」という少し冷めた感想になってしまう。
尾野真千子と>>続きを読む
マーベル未鑑賞作品リレー。
スケール急にでかいなぁと言うのと、敵がロキの引き立て役すぎるのと。。
「さすが製作費2億ドル!すごいアクションだ!」以上の特筆すべき点が出てこない、何とも言いようがない作品だった。
「製作費もすごいし、監督ルッソ兄弟、W主演がライアン・ゴズリング、クリス・エヴァンス、>>続きを読む
久々に、余白がしっかりとられていてズシンとくる映画を観た気がする。150分、終始気が休まるタイミングはない。
その重たさを作っている要素がいくつかある。
まず映像。『パラサイト』などを撮っているホ>>続きを読む
多くの人が言っていることだけど、やっぱり言いたい。
「すごくサム・ライ味なマーベル映画」
モリモリな内容を120分台で収めているので前半も飛ばし気味であるのだがそこまで監督の味は出ていない。
しかし>>続きを読む
多分アニメをみてファンになり、映画をみにきた人のほとんど同じ感想を抱くと思うのだけど、何がしたかった感。
後半5分ぐらいしか新ストーリーしかなく、あとは総集編。
初見の人はさすがに「??」の箇所が>>続きを読む
カラーで全く障壁なく撮影できて公開もできる現代において、モノクロで映画を作ることの意味は何だろうか。
時代設定が昔で、その雰囲気を出すためにモノクロに。
わかりやすいところはそこだろう。少し遠い昔の>>続きを読む
余命系、難病系作品って、つくる側からすればけっこう難しい分野だと思う。
なぜなら、固定されてしまう条件がいくつかあるから。
結末は決まっているし、伝わってくる感情、すなわちテーマは「恋人同士の愛情」>>続きを読む
MCU沼にしっかりハマっている。
『ホークアイ』を見始めたら、途中で『ブラック・ウィドウ』鑑賞が前提になっていることに気がつき慌てて観た。
ブラック・ウィドウことナターシャ・ロマノフ。彼女がどうい>>続きを読む
これまたMCUスパイダーマンの楽しい感が溢れている。
No way homeでまた違う形になるわけだけど、基本的にトム・ホランドのピーター・パーカーは恵まれた存在なんだよね。
見守ってくれるおばさん>>続きを読む
うわぁぁぁ!!!みんなぁぁぁ!!!と叫ぶしかないエンドゲームのための作品。
No way home鑑賞のため1月に鑑賞済だったが、語る言葉がなかったので記録を放置していた。結論「多くを語るまい」という作品だったのでグッと来たシーンを2つ。
・スタークとピーターのハグシーン>>続きを読む
WOWOWドラマを(アマプラで)観てからの鑑賞。
まず有村架純の演技が素晴らしい。この作品の前スクリーンで彼女を見たのは『花束みたいな恋をした』だったが、それとは違う「弱くて、だけど自分がこれだと決>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
何度も泣かされた。
それは、このスパイダーマンが、様々な側面で「救い」の話だったからだ。
まず言うまでもない救いは、過去スパイダーマン作品のヴィラン達にリスタートの機会が与えられたことだ。
正義に焦>>続きを読む
スパイダーマン&MCUチャレンジしてきた中で最も毛色が異なる作品。
アベンジャーズが物理?肉体?なら、我々は云々言ってたが結局よくわからない笑
映像はすごかったが、相変わらずというか、今まで以上に>>続きを読む
スパイダーマン&MCUマラソンは、やっとMCUスパイダーマンに!
そして「スパイダーマンってコレよ」感というか、とても楽しい作品だった。
スパイダーマンという形態というかフォルムというか、その姿か>>続きを読む
最終決戦前までのシリーズの感想はまとめて『シビル・ウォー』に。
本作の感想
・相変わらず敵が浅い(弱い、ではない)
・トニー・スタークさんやらかし…
・ヴィジョン、強いのか弱いのかわからん
シリーズの感想はまとめて『シビル・ウォー』に。
本作に関してのコメント
・ロキさんの小物感がすごい
・最初からアベンジャーズメンバーぶつかりまくってる
・一人だけ人間感があるホークアイさん頑張れ
もはや何作品目かわからなくなってきたスパイダーマン(の新作を観るために必要な前提作品鑑賞)チャレンジ。
終わりなきMCUとの戦いに少し飽きを感じ始めていたところに出てきたのが『シビル・ウォー/キャプ>>続きを読む
キングスマンシリーズ初鑑賞。
前評判でシリアスと聞いていたが、確かにこれはそう。WW1の悲惨さを割と強めに押し出しており、そのあたりのシーンにキングスマンらしさはない。
ただ諜報機関キングスマン創設>>続きを読む
スパイダーマンマラソン鑑賞(もう何作目かは忘れた)
展開はベタ中のベタ
敵はダース・モール×男梅(そして弱い)
今のところスティーブがキャプテンアメリカに選ばれた理由に関連する展開がない(本作は紹介>>続きを読む
スパイダーマンマラソンはMCUに突入。
アイアンマン、普通に面白いじゃないか。
初代、2代目共にスーツを作る過程を丁寧に描いていて、いかにしてアイアンマンができたのかよくわかる。
あとはコミック原作>>続きを読む
グッチ家を取り上げているが、「グッチ家の栄華、キラキラ!ギラギラ!」という映画かというと全く異なる。
『ハウス・オブ・グッチ』は、「The風刺エンタメ」だった。
風刺を「権力者(庶民とは遠い世界に>>続きを読む