あり

未来への迷宮のありのレビュー・感想・評価

未来への迷宮(1935年製作の映画)
4.3
2021.0307
舞台が美しかった いろんな対称性はソビエト的だと言えるのだろうか、図案に惹かれた
モノクロの画の柵の透かしひとつひとつが素晴らしい
CGのない時代にどれほどの情熱が、注がれていたのだろう
パイ投げが良いな。スカッとする。
あのまま彼と彼女の二人だけが、浮き上がり水の流れのうえ島になってゆけたら、どれほどよかっただろう 制作者はどんな夢を見ていたのだろうか

ロシア語はハラショーくらいしかわからなかったけれど、女の子のプニプニ〜〜の言い方がかーわいい
グリーシャといいオリンピアといい、ギリシャへの憧憬は近代や当時のソビエトへの失望故なのだろうか

これを観たのちチェコ料理を食べたくて代々木まで行ったのだけど生憎休業中で結局全く関係がないミャンマー料理を食した。いと辛し。
あり

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