あいす

陽だまりの彼女のあいすのレビュー・感想・評価

陽だまりの彼女(2013年製作の映画)
4.7
映画館でも自宅でも何度も数えきれない程見ています。
今までもこれからも、これ以上のラブストーリーは自分的にはないと言える作品。

オチが云々、という感想しか抱けない人はそもそもこの映画の本質を理解できなかったんだろうな、と。
むしろ真緒の正体が分かってる状態で見た方が幸せなシーンですら切なくて、泣けます。
ファンタジーだからこそ、ただただ純粋な愛が描けたんだろうなと。

想いが溢れる最後のキスシーンは美しすぎる。浩介の、真緒に向けた最後の笑顔が何とも優しくて、こんな人と結婚できたら幸せだろうなあと思わせてくれます。
そしてこの作品を語る上で欠かせないのがビーチボーイズ。素敵じゃないか、を口ずさんでいた真緒の気持ちを考えるとまた泣けて。

ラストの新年会のシーンの浩介の演技に心を揺さぶられます。覚えてはないのに、無意識の記憶の中にある思い出。それほど人を愛してみたいな。
あいす

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