そうた

エンド・オブ・ザ・ワールドのそうたのレビュー・感想・評価

3.7
いい映画だった
小惑星が地球に衝突して滅亡する日が来るという以外は、派手で大きな出来事が起こるわけでもなく、主要な登場人物が大騒ぎするわけでもなく、ただただ終末にむかって過ごしていく姿が描かれている
なので、視聴中は大きく心が揺さぶられるわけではありません
なんとなく自分ならどう過ごすだろうか?と考え、時に登場人物に共感できたり、できなかったりと肩の力を抜いて穏やかな気持ちで視聴していました
だからこそ、感情移入できるものがあった
地球滅亡という異常な状況下での作品であるにも関わらず身近にいろいろ感じ取ることができるんですよね
ラストに関しても、そうかそういう選択をしてそういった過ごし方をするか、とただ受け入れる
それができた
正直、この「ただ受け入れる」事ができる作品ってのはすごい事だと思う
この映画は心に残る作品になりました
情緒溢れる本当にいい映画でした
そうた

そうた