「戦争を、全く別の観点から美しく描く。」
公開当時、映画館で観たはずだけど金曜ロードショーで再見。もう8年も前の映画なんて！
歴史モノの小説が好きで、太平洋戦争モノもかなり読んだので、戦争のいろいろな側面を考えると(軍人、天皇、特攻、被爆者、遺族など・・・)、
「飛行機をつくりたい」
という少年のような純粋な夢が、戦争に利用されているのを、夢を追うキラキラした話としては楽しめないなと・・・
ただ、きっとそういうのも分かった上で、この物語を作っているだろうから、やはりそこは、夢と純愛の話としてとらえた方がいいのかなぁ・・・
でも、確か「永遠の０」の小説だったと思うけど、「ゼロ戦作ったやつは人が乗ることなんて考えてない」みたいなのがあって、積めるエンジンは片道分だけ、飛行距離は長いけど人間が操縦できる距離じゃない、というのがあって、どうしてもそれを思い浮かべてしまった。
音楽はとても良かった。
