風立ちぬの作品情報・感想・評価

風立ちぬ2013年製作の映画)

上映日:2013年07月20日

製作国:

上映時間:126分

ジャンル:

3.6

「風立ちぬ」に投稿された感想・評価

mikankoba

mikankobaの感想・評価

3.4
前半に飛行機の説明の畳み掛けで、正直グッと引き込まれなかった。後半急に話が展開されていって、終盤はユーミンも相まって断腸の思い。でも、終わり良ければって感じになってしまっているようで好きではない。
大人のジブリ。もう少し歳を取ったらまた観よう。
一

一の感想・評価

4.0
恥ずかしながら完全に初見です
ジブリ作品が再上映されて話題になっていますが、一年以上前に録画していたのを今さら思い出して鑑賞

万人が楽しめるジブリ作品の中でも現実的であり大人向けのように感じました

『この世界の片隅に』のように、戦時中を生きる人々の真っ直ぐな姿には強く惹かれるものがあるし、二郎と本庄が飛行機にかける思いや夢追う姿は、男としてひたすらに格好よくて憧れる

好きなことに真っ直ぐで愛する人もいる
そういう優しい気持ちが丁寧に、そして繊細に描かれているので心に深く沁みる…
二郎と菜穂子関係が眩しいほどに素敵過ぎて気づいたら泣いてた😭

庵野の棒読みも最初は気になってしまったけど、観ていくうちに不器用な感じが良い具合に物語にマッチしてるなと思いました

“生きねば”という、たった4文字しかないのに胸に強烈に残る名言をさらりと生み出す宮崎駿監督が凄すぎる
ユーミンの曲もどんぴしゃですね
ありがとう金ロー!
ジブリ最高!!!

[🍅88% 🍿85%]
[IMDb 7.8 / Metascore 83 / Letterboxd 3.9]

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oz

ozの感想・評価

5.0
賛否両論を生んだ国民的アニメーション作家であるスタジオジブリ宮崎駿の2013年の作品です。兵器開発者を主人公にし、直接ではないが性交の描写があり、宮崎自身が非常にパーソナルな作品である旨を表明するなどから、異色作の触れ込みで公開されました。しかし実際には過去の宮崎駿作品の延長線上にある非常に良質なファンタジー作品でした。公開間もない映画芸術445号(2013年10月30日号)で「国民的映画『風立ちぬ』大批判」と題した批判特集が組まれました。ここでは主に旧日本軍兵器への憧憬や、実在の人物である堀越次郎の作中改変(史実の堀越次郎には夭折した妻はおらず、菜穂子は堀辰雄の小説『菜穂子』をモデルにした創作です。)を批判されました。保守系雑誌である正論2013年10月号(2013年8月31日発売)には「「風立ちぬ」〜宮崎駿監督の反日妄想を嗤う」と題した記事が掲載され、主にリベラルで知られる宮崎のイデオロギー面が批判されています。その他メディアでも賛否両論で頻繁に取り上げられ、国民的アニメーション作家の地位を得た宮崎作品としては(その無害な内容に比して)異質の取り扱いを受けました。しかし『風立ちぬ』がこれまでの宮崎作品の延長である以上、それらの批判はとりも直さずこれまでの宮崎作品に通底する問題を想起させるものとなりました。それは科学技術への二面的な態度とでも呼ぶべきものです。宮崎作品は風変わりな乗り物や武器などのテクノロジーを頻繁に登場させます。アニメーター出身の宮崎がキャリアの当初から飛行運動に並ならぬ熱情を傾けていたことは周知の事実で、アニメーションで心地よく描かれた飛行運動は多くの観客の記憶に残っています。その意味で『風立ちぬ』の堀越次郎は実在の堀越を離れて、宮崎そのものの飛行への熱情を有したパーソナルなキャラクターで、その点は宮崎作品としては異質と言えます。しかし、大量破壊兵器や自然破壊を示唆するテクノロジーは徹底的に悪辣に描きます。この、いわば同じテクノロジーであっても善と悪にそれらを二分し、描き分ける態度が二面的でした。本作に限って生じた批判の多くは、悪の側に描かれるべき(と観客が想定した)旧日本軍兵器に、善の側の描き方を採用したことから生じた混乱が産んだものであると言えます。その旧日本軍兵器もこれまで作品の上では直接取り扱れませんでしたが、宮崎自身の制作ノートやスタジオジブリの機関紙『熱風』などでも言及されていることから、宮崎が愛着を持っていた題材であることがわかります。旧日本軍を忌避する立場から離れれば、堀越次郎が開発した零戦(これも作中では明言されませんが)は軽量の艦載機で、装備は機関銃とせいぜい爆弾を1個程度搭載するだけの兵器です。攻撃の目標は洋上の軍事設備や軍人で、都市の民間人を攻撃することを想定した爆撃機とは異なる兵器です。過去の宮崎作品の類例で言えば『風の谷のナウシカ』のガンシップに近いものであるはずです。おそらく本作にB29や原子爆弾が登場していれば、それらは巨神兵のように悪のテクノロジーに分類されていたはずです。とあれ理由はあれど本作の宮崎の異色作の枠組みに押し込んで鑑賞自体を好事家に限るか避けるような印象を持たせるにはあまりに惜しい傑作です。
うし

うしの感想・評価

4.8
#43
課題の関係で5回鑑賞
最初見た時はなんだこれ、よく分からんって思っていた
けど、教授の指摘であった二郎の美の追求の仕方であったり菜穂子が二郎に対して行う美の追求、飛行機を作るという行為の中でも本庄と二郎の中では捉え方が違う、はじめは二郎は菜穂子ではなくお絹に好意を寄せていたと分かる場面などなど

この映画は全て丁寧に作り込まれていることが伺えた
ただ、やっぱり1回目で気づけるようにはまだまだ時間がかかりそう
たすく

たすくの感想・評価

3.3

このレビューはネタバレを含みます

めっちゃ声に違和感あって「宮崎さん、なんぼ声優嫌いだからってそりゃねーぜ??」と思ってたのに慣れって怖い。
主人公の仕事人間なところ、これが現実だよなあ、ハッピーエンドわーい!で終わらない。
でもそれが美しいって思った。
ある意味でジブリらしくない作品。
いつもはほんのり香る程度のやるせなさがドストレートに押し出されてて、大人向けのジブリって感じでした。

このレビューはネタバレを含みます

小学生のときに映画館でみて、内容が事実をモチーフにしているからかあまり好きではなく、映画中に出てくるタバコの数を数えてたなぁ。
最後に女の人が消えたのはやはり亡くなったということなんですかね。
yuka

yukaの感想・評価

3.3
二郎のどうしようもなさを製作側理解して描いているのが良い。作品全体に漂うやるせなさ、時代の波の中で精一杯のことをして生きるしかなかった人々が切ない。
藍沢

藍沢の感想・評価

5.0
実は数年前に観たのだが、ナウシカともののけ姫を観たテンションで見返すことにした。
内容をすっかり忘れていたのでほぼ初見のようなものである。

飛行機を作りたい。
大空を自由に飛べるような機体を作りたい。
純粋に飛行機をより良いものにするために追求し続けた結果、自分の作った飛行機は戦闘機として空を飛び、一機も戻ってくることがなかった。
分かっていたはずなのに、胸が苦しくなった。
自分がやりたいことを最後でやれた結果がこれなんて、あんまりじゃないか。

一緒に過ごす時間を大事に生きた二郎と菜穂子を愛おしく思う。
あの激動の時代に自分の「好き」や「やりたいこと」を突き通すことはとても難しい。
それでも、例え一緒に過ごせた時間が一瞬だったとしても、二郎は二郎でいられたし、菜穂子は菜穂子でいられた。
あまりにも幸せそうに笑うから、私は泣きたかった。

こんなに好きだと思える映画になるなんて、想像もできなかったな。
原作を読んだ影響もあるのかもしれない。
久しぶりに観た『風立ちぬ』はとてもとても良かった。
真美

真美の感想・評価

4.1
理解力がなくて1回ではその内容を理解できなかったのですが、深い。
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